陸中海岸国立公園の景勝地 岩手県宮古市浄土ヶ浜と海岸線を遊覧船により巡る新幹線とバスの旅日誌第二段をご覧ください。
 
平成26年09月5日〜6日にかけて岩手県三陸鉄道北リアス線と三陸海岸・陸前高田等を巡る新幹線とバスのツアーに出かけました。
  1日目、JR上野駅から東北新幹線はやぶさ・こまち3号 新青森 秋田行き07時42分発に乗車、盛岡駅へ09時51分到着、待機していた花巻みちのく観光バス2台に84名の旅人が分乗。山形県鶴岡市生まれ添乗員さんの挨拶に続き、1日行程等の説明を受ける。替って岩手県生まれバスガイドさんから景勝地・見どころ等の説明、そして、東日本大震災に付いての経験談等を織りまぜたガイドに耳を傾けていると、早坂峠を超えて早坂トンネル東側出口から7km位置する、道の駅 三田貝分校へ到着。学校跡地を利用した道の駅で一寸休憩を取り、本日一つ目の立ち寄り地、岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1 国指定天然記念物 日本三大鍾乳洞 龍泉洞(りゅうせんどう)へと進路を取る。12時10分 洞窟から概ね50m離れた目の前に到着、左側に目を移すと洞窟から流れ出てきた大量の水が川となって流れている。橋を渡って入洞すると、ひんやりとしており、外気温から比べると一段と低く、壁に設けらてている温度計を見ると、外気温20.3・洞内温度14.9度を表示していた。見学に困らない程度の照明と、鉄骨で作られ、滑りにくい木の板が敷かれた木道をぞるぞろと進むと、地底湖や高い天井を有する空間等を見る事が出来ます。又、第1地底湖展望台へ至る、急傾斜となっているつづら折りの階段は大変なスリルを体験しました。 自然がつくった神秘の世界を後に、13時07分次の立寄り地 北山崎へと向かう。ここは岩手県下閉伊郡田野畑村北山に位置、断崖絶壁の続く自然景勝地で、バスガイドさんの説明によると、『やませ』と言われる濃霧が海上に発生しやすく、当日の景観は80%位の視界とのことでした。14時00分 到着後、海岸側へと散策、付き当り展望台からの絶景をカメラの納め、14時29分 北山崎を後にし、本日最後の立寄り地 岩手県下閉伊郡田野畑村 三陸鉄道北リアス線 島越駅へと進路を取る。14時45分 三陸鉄道北リアス線島超駅へ到着、駅前から島越海水浴場方面を眺めると復興途中の景観が拡がっていた。駅舎に入ると震災前の島越駅地先の航空写真等が多数展示されていた。平成26年4月6日運航再開した区間に15時03分発宮古行きに乗車、8割方トンネルの路線を一般乗客のみなさんと同乗、15時45分三陸鉄道北リアス線宮古に到着。プラットホームでは横断幕を掲げた方々の出迎えを受ける。16時01分花巻みちのく観光バスに乗換へ、岩手県宮古市崎鍬ケ崎 休暇村 陸中宮古へと向かう。16時21分到着後、割り振られた部屋へと至り、旅装を解きホテル御自慢のラジウム人口泉に入湯ぽかぽかと温まり、やわらかなお湯に身をまかせ、満ち足りた安らぎの時間が過ぎてゆきました。
  2日目、8時00分 天候は晴れ 従業員さん方々に見送られ休暇村陸中宮古を後にする。添乗員・バスガイドさんから挨拶・日程等の説明を受けていると、8時15分 岩手県宮古市にある陸中海岸国立公園の景勝地を巡る浄土ヶ浜遊覧船乗り場駐車場へ到着。ぞろぞろと桟橋を渡り、みやこ浄土ヶ浜遊覧船乗り場遊覧船(第16陸中丸)へと至り、展望デッキに乗船。8時25分出船、風光明媚な宮古の海岸線に沿って航行、絶景を愛でる。20分位進むと、概ね反方位方向で遊覧船乗り場に帰港。下船後、奥浄土ヶ浜へと続く桟橋を渡り移動。景観を写真に収める。9時48分浄土ヶ浜レストハウス前に待機していたバスに乗換へ奥浄土ヶ浜を後にする。