千葉県館山市渚の駅たてやまの模様と館山湾 沖ノ島地先海底等を海中観光船で巡る模様をご覧ください。
 
平成27年9月24日撮影

 館山湾内に位置する沖ノ島地先海底を海中観光船で巡る観光へは、渚の駅たてやま渚の駅たてやま「平成24325日オープン」は、館山市を訪れた人々の「安らぎの場所・憩いの場」として、そして人と人とを結びつけることを目的として整備された交流拠点施設です。「館山市HPより」の脇、夕日桟橋から日東商船株式会社が運航する海中観光船たてやまで巡ります。出船すると間もなく、海上自衛隊館山航空基地から飛び立ったヘリコプターが右前方海面上、低空で訓練中の様相を遠目に見入る。はたまた、周囲に見える景観等について船員さんの説明に耳を傾けていると、左前方に浮かぶ沖ノ島が次第に大きく見え、20分位で島の概ね西側へ到着。甲板から階段を降り、展望室へと至る。船内から見える左右のスクリューが止まり、良く澄んだ海中に魚達が回遊し・海底には海藻等が繁茂、自然が織りなす様相を窓越しに観賞、別世界のひと時を堪能。

◎渚の駅敷地内に展示されている捕鯨砲について  この捕鯨砲は南氷洋でシロナガスクジラやマッコウクジラを捕獲するために、キャッチャーボート(捕鯨船)に装備されていたものです。先端が平らな平頭銛を用いていることから、現在も使用されているノルウェー式の捕鯨法であることがわかります。

◎博物館内に展示されている木造船について  これらの木造船はそれぞれ用途が異なりますが、使用年代は昭和2050年代で、安房博物館が開館する 当時に収 集した資料であると思われます。地元の船大工が造ったものがほとんどです。 大きい船がジビキブネで2艘、クルマエビなどを捕るウタセブネ1艘、イッチョウロブネ1艘、ヒラメやサザエを捕るミズキブネ3艘、アバツリデンマ1艘です。

◎館山夕日桟橋について  館山夕日桟橋には、様々な船が着岸しています。たとえば、客船であれば「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびいなす」、また、通常は  横須賀市の久里浜港と富津市の金谷港をむすんでいる「東京湾フェリー」もイベント時に来航したことがあります。さらに、「帆船日本丸」や自衛隊の艦船など、官公庁が所有する船も着岸しますし、観光客向けの「海中観光船」や個人所有のプレジャーボートが停泊することもあります。

【◎印は館山市観光協会をとおした博物館学芸員さんからの内容です】