涼しさを求める頃に公開しょうと保存しておいたものです 湧水・川下り・雪景色もある甲州・信州の旅をどうぞ。

 平成23年1月28日〜29日にかけ、バスツアーで甲州・信州の旅へと出かけました。 好天の初日、8時00分千葉県八千代市を出発、湾岸道路から首都高速に入りレインボーブリッジを渡り10時07分浜崎JCTを抜け、10時12分東名高速道路へと入る。10時47分海老名SAで昼食の弁当を積み込み11時07分大井松田ICで降り神奈川県内の工場を見学後12時55分再び大井松田ICから東名高速道路に乗り、13時19分御殿場ICを降り13時55分 山梨県南都留郡忍野村忍草にある湧泉(忍野八海・国指定天然記念物)へ到着。ここは、霊峰富士山より湧き出でた泉。八つの湧水池があり、富士山一帯に降り積もる雪解け水が、長い歳月をかけてろ過された澄みきった水として湧水しているそうです。 良質な湧水は、昭和60年に、全国名水百選に選定。又、国の天然記念物にも指定されています。 ひんやりと澄み切った空気の中周囲の散策路を進むと、砂を巻き上げて湧く清水を見る事が出来、神秘の世界に目を見張ります。  14時41分忍野八海を出発、14時58分東富士五湖道路河口湖ICから乗り中央高速道路へ入り諏訪IC方面へと進路を取りしばらく進行すると、16時過ぎ、車窓から右手に八ヶ岳の奇麗な稜線が見えてくる。16時19分 諏訪SAに到着。展望台からは一面に結氷している諏訪湖が見える。16時35分諏訪SAを出発、岡谷JCTから長野自動車道路へ入り、16時55分長野ICで降り、国宝の松本城を右手に城下を抜け17時20分長野県松本市、美ケ原温泉ホテル翔峰(五つ星の宿)へ到着。  カーテンを開けると窓からは左右に続く雄大なアルプスが見える、眼下には松本市の城下町が広がり見応えのある景観でした。 昭和61年に環境庁より国民保養温泉の選定を受けたご自慢の湯に温泉三昧、いにしえからの名湯が体を包みこみ妻共々旅の疲れを癒す。 翌日、宿泊ホテルを9時05分出発、9時21分長野自動車道路に長野ICから乗り、南下、9時38分岡谷JCTから中央高速道路へ入り10時12分松川ICで降り、長野県飯田市座光寺の元善光寺(推古天皇十年に信州麻績の里〈現在の飯田市座光寺〉の住人、本多善光公が難波の堀から一光三尊の御本尊様をお迎えしたのが元善光寺の起元で、その後皇極天皇元年にその御本尊様は現在の長野市へ遷座され、出来たお寺が善光公の名をとって【善光寺】と名付けられたそうです。そして飯田市側にあっては勅命によって、木彫りで同じ御尊像が残され「元善光寺」と呼ばれる様になったそうです『元善光寺配布資料より』。)へ10時36分到着、初詣、新年の息災を祈願。 参拝後次の立ち寄り地へ11時25分出発、11時53分長野県飯田市天竜峡の「天竜ライン下り」へ到着。ここは天竜奥三河国定公園内にあり、諏訪湖を水源とし伊那谷を貫いて太平洋に注ぐ天竜川の流域の中でも奇勝奇岩の地です。木造の炬燵船にゆられ民謡を聞きながらの軽快な船下りにて絶景を愛でる。又、途中では投網を投げて小魚を取る催しもあり爽快な船旅の一時を過ごす。 昼食後、最後の立ち寄り地、中山道42番目の宿場町妻籠宿の散策へと向かう。途中からちらちらと雪が降り出すも、スタットレスタイヤが路面をしっかりとつかみ軽快に進む。 14時45分散策地から少し離れた駐車場へ到着。小道を抜け、木曽路を代表する観光名所として知られる古き町並みへと至る。ここは、昭和51年に国の重要伝統建造物保存地区に選定され、ちょうど中山道と飯田街道の分岐点にあり、交通の要所として栄えた宿場町の栄枯盛衰を観る事ができます。江戸時代の面影を残した町並みの情緒に触れ15時35分雪景色の妻籠宿を後に帰路につく。
 今回の全走行距離は約1000kmということでした。
尚、天竜ライン下り船頭による景色等の解説BGMの公開は許可を取ってあります。