バスの旅 能登半島紀行第二段 禄剛崎灯台・日本三大パワースポットの一つ聖域の岬・軍艦島・能登金剛・総持寺祖院・のと鉄道等をご覧下さい。 

 
今回は、平成24年8月26日〜28日の間石川県能登半島方面への旅の模様を公開致します。   3日間とも天候に恵まれ強い日差しの続く日々でした。
   1日目、長野新幹線あさま511号9時26分発長野行きで11時05分長野駅へ到着。 34名の参加者は駅に待機していた長野観光バスに乗り換え11時35分上信越自動車道路須坂長野東ICから乗り、瑞龍寺へとハンドルを取る。12時23分上越JCTから北陸自動車道路に入り、14時04分北陸道小杉ICで下線、富山県高岡市関本町35 瑞龍寺(荘麗な国宝寺院)へ到着。高岡市ボランティアガイドの案内で国宝瑞龍寺を拝観、歴史情緒にふれる。15時30分瑞龍寺出発、雨晴海岸(あまはらしかいがん)へと向かう。ここは、富山県高岡市と氷見(ヒミ)市との境にある岩石海岸で、富山湾に臨み、遠くには立山連邦を見る事が出来、岩礁・白砂青松の続く景勝地となっており、日本最古の和歌集万葉集にも詠まれている。16時08分雨晴海岸を出発、1日目の宿泊地、石川県羽咋群志賀町矢蔵谷 能登ロイヤルホテルへとハンドルを取り、17時05分到着、ご自慢のナトリウム塩化物線(神経痛・リュウマチ・外傷・婦人病・火傷等に適応)に温泉三昧、憩いの一時を得る。 
  2日目7時51分ホテルを出発、能登有料道路(来年からは無料との事)徳田大津ICから乗り能登空港ICへ約1時間走行、石川県輪島市小伊勢町にある塩安漆器工房へと向かう。(ここは、職人の技をすぐ傍で見学する事が出来、箸、椀、アクセサリー等の輪島塗の製作を間近で鑑賞する事が出来る。)伝統の技に目を見張り、次の立ち寄り地 輪島の朝市へと10時13分ハンドルを取る。ここの朝市は千葉県勝浦市・岐阜県飛騨高山市と並ぶ日本三大朝市として知られ、道路の両側に出店が連なり店員との会話を楽しむ事が出来ます。 次に10時33分 (2011年6月11日国連食糧農業機関『FAOが認定』)世界農業遺産として認定した、石川県輪島市白米町の棚田、白米(しらよね)千枚田へと向かう。10時47分到着後、全体を見渡す事が出来る展望台から望むと、美しい田園風景が広がっている。日本海の海岸淵から小さな田んぼが駆け上がり開拓した人々の苦労を偲ぶ事が出来ます。 次に11時12分昼食場所の石川県珠洲市真浦海岸へとバスを進め、11時26分到着後日本海の幸に舌鼓。 出発時間まで時間があるので、波の花(厳寒の荒波にもまれた海中に浮遊する植物性プランクトンの粘液が石鹸状の白い泡を作って生成すると言われている。)も見る事が出来る海岸沿いを散策、日本海へと流れ落ちる垂水の滝を鑑賞。又、そばには、平成19年3月25日、石川県輪島市沖の日本海で発生した逆断層型地殻内地震。『能登半島地震・マグニチュード6.9』により被災した八世乃同門を見る事が出来ます。 次に、珠洲市の仁江海岸では日本でただ1ケ所昔ながらの塩の製造法として知られる『揚浜式製塩方法・国指定重要無形民族文化財』塩田村を通り能登半島最先端に位置する禄剛崎灯台へとバスは進みます。  禄剛崎(ろっこうさき)灯台(石川県珠洲市狼煙町『のろしまち』明治16年代イギリスより技師を招き造られた。)は日本で唯一、菊の紋章掲示を許された白亜の灯台であり、狼煙の道の駅から少し急な坂路を10分位で登り切ると、目の前にはきれいに整備された平らな台地が広がっており、その先端に位置している。 13時20分灯台を後にし、5分位い走行、日本三大パワースポットの一つ聖域の岬 珠洲岬(【暖流寒流が交わるちょうかいの岬であること・大和神話に基づく諸説がたずさわる事・日本古来の動植物が生息している事等】)へとハンドルを取る。 駐車場の一角には聖域の岬自然環境保護センターがあり、従業員がガイドをしてくれる。又、駐車場には空中展望台(スカイバードと言い、突き出た足元からは下が見える。)があり、聖域の岬や、よしが浦温泉(解毒作用の強い温泉でマムシに咬まれた人も来るそうです。)ランプの宿(450年の歴史のある全13室の秘境温泉、現在は14代当主『良く旅番組に出演していました』が営んでいる。『2年先迄予約が埋まっているそうです。』)を眺めることができます。 13時58分聖域の岬を後にし、次の立ち寄り地石川県珠洲市蛸島へと向かう。ここは能登半島の先端に位置し、江戸時代から明治にかけて北前船で栄えた港町です。14時25分到着後街中をそぞろ歩き往時の栄華を偲ぶ。 14時36分石川県珠洲市宝立町鵜飼に位置する見附島へとハンドルを取る。14時55分その形が軍艦に似ているところから別名を『軍艦島』とも呼ばれている、2日目最後の立ち寄り地へと到着。この島は長さ約150m、幅約50m、標高約30m。奇岩の様相を呈し。能登半島のシンボルとしても有名で、空気が澄んで晴れた日には遠くに立山連峰が見えるそうです。 15時12分能登ロイヤルホテルに向け出発、15時42分途中左側に能登空港を眺めつつ、近くの能登空港ICから能登有料道路に乗り15時45分ホテルへ到着。旅装をとき早速入湯、ご自慢の温泉にのんびりとくつろぐ。   
  3日目7時50分ホテルを出発、能登半島国定公園能登金剛(のとこんごう)へと向かう。ここは、石川県羽咋郡志賀町に位置する景勝地で、近くには敷地内の断層が活断層である疑いを指摘されている北陸電力志賀原子力発電所が有り、高い防波堤の工事中であった。又、この周囲には数基の風力発電装置の大きな羽車が回り自然エネルキーも豊富な状況が窺えます。 電力の地の様相を横目に眺めながら、能登金剛遊覧船乗場へとバスを進め8時04分到着。ここは、日本海の荒波によって形成された自然の洞窟(巌門『 幅6m、高さ15m、奥行き60mにも及ぶ大規模なもの』)を見る事が出来ます。レストラン巌門の駐車場から急な坂を下り遊覧船乗り場へと至り、約20分間乗船、奇岩、奇勝、断崖が連続する海岸を巡り福浦港(石川県羽咋郡志賀町)へ到着。待機していたバスに乗り換え、次にヤセの断崖へとバスは進む。9時24分到着後、能登半島国定公園能登金剛ヤセの断崖の景観をめでる。 9時34分次の立ち寄り地、曹洞宗大本山総持寺祖院(そうとうしゅうだいほんざんそうじじそいん)に向け進路を取る。  9時53分到着。総持寺は、永平寺の80年後 元亨元年1321年 瑩山紹瑾禅師(けいざんじょうきんぜんじ)によって開創 石川県輪島市門前町に位置、元亀元(1570)年の戦乱で焼失、又、明治31年4月13日火災により多くを焼失、更に、平成19年3月25日 M6.9の能登半島地震により被災するも再建(現在一部再建中)し現在へと至る。僧侶の案内により一大聖地の境内を巡拝、心が洗われる。 10時57分総持寺を後にし、のと鉄道(穴水駅『石川県鳳珠郡穴水町』から七尾駅『石川県七尾市御祓町』の間)乗車へと向かう。のと鉄道穴水駅11時59分出発前、駅構内に特設された列車内で昼食、その後、穴水駅から40分間乗車、名物ガイド「ポッポ屋」の名調子に耳を傾ける中(全国に2両しかない、郵便列車『オユ10』)が保存されている説明等有り)、12時45分七尾駅へと到着。(輪島市・珠洲市・七尾市等は釣りバカ日誌17のロケ地でもあります。)待機していたバスに乗り換へ七尾市の古い商店街、一本杉通りの散策へと向かう。花嫁のれん(明治のころより、加賀藩の能登・加賀・越中に根づいた庶民に受け継がれる風習です。花嫁は加賀友禅で描かれた吉祥模様の美しいのれんを持参し、花婿の家の仏間の入り口に掛けるそうですが、この展示物を鑑賞できます。)館を見学後、13時15分石川県七尾市府中波止場道の駅能登食祭市場へと立ち寄り、思い々のお土産を買い込み13時55分能登の地を後にする。長野県JR上田駅から新幹線あさま548号19時43分発東京行きに乗車、帰路に付く。 
 
  尚、BGM のと鉄道の車掌(名物ガイド「ポッポ屋」)解説模様&顔写真を公開することについては承諾を得ています。

  
 
24年08月26日〜28日撮影