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伝統の朝顔
 
2014



   
朝顔は古くから人々に親しまれ、江戸時代以降は、文化・文政・天保期、嘉永・安政期、明治・大正期の朝顔 ブームが繰り返し訪れました。朝顔ブームでは、葉と花の多様な変化や組み合わせを楽しむ変化朝顔がつくり  出されてきました。これは、今日の遺伝学でいう突然変異を見つけ出し、系統として確立するという世界でも特  異なものでした。幕末には、今日にも受け継がれてきた約1200系統のほとんどがつくり出されていたと考えられ ます。残念にもそれら変化朝顔は広く知られることなく、細々と愛好家によって保存されてきました。本展は、こ  のような状況にあって、江戸時代以降の独創的な知恵と技術を駆使して作り上げられた生きた変化朝顔を広く  知ってもらいたい、歴史資料とを重ね合わすことで、人と植物のかかわりの歴史を見直そうとするものです。
     (国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑」
ホームページより
)
                                                   2014年08月01日撮影